自律神経コラム

季節の変わり目は要注意!自律神経と体温調整の関係について

皆さんこんにちは。
五月ももう終わり、梅雨入りも間近と言われておりますが
皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか!?

実は、最近体調を崩す方が当院でも多く見受けます。
このコラムの読者の方々ならばご察しがつくかと思いますが、
それはズバリ「気温差・気圧差」による体調不良。

では、なぜそのような事が起こるのか簡単に見ていきましょう!



【目次】
そもそも“自律神経”とは!?
季節の変わり目はなぜ要注意なのか!?
気温差に負けない身体づくりは!?
解決策は!?
最後に

そもそも"自律神経"とは!?

当院はご存じの通り、自律神経機能のケアを得意とする鍼灸院で、現在もたくさんのお問い合わせを頂いております。
色々な治療院を巡り辿り着く方も少なくありません。
そんな方達にお話を聞くと全員、本当に皆さん"自律神経"についての説明を詳しく受けていないのが驚きでした。

「交感神経と副交感神経がシーソーの様に云々・・・」と良くてこれなのです。
メカニズムを理解してくれた上で施術を受けた方が絶対に効果的なのは皆さんもお分かりですよね!?

そこで!自律神経について簡単におさらいから始めましょう!
まず神経は「中枢神経」と「末梢神経」に分かれましたね!?
「中枢神経」は"脳"と"脊髄"でこれ以外はとりあえず自律神経も含め、「末梢神経」と考えて良いです。

その"自律神経とは"主に「内臓・血管・腺(涙腺や汗腺・唾液腺など)」を支配する生体が生きるのにとても重要な神経。
日中優位になる"交感神経"と夕方くらいから優位になり始める"副交感神経"とがあります。
睡眠時に呼吸出来るのも、心臓が動いてくれるのも全部自律神経のおかげ。
血行を良くしてくれるのも、戦闘モードに筋肉を引き締めてくれるのも交感神経の働きがあってこそ。

また、食事の時にリラックスしてスムーズに消化器官が働いてくれるのは副交感神経のおかげ。
もっと分かりやすく説明をすると、交感神経は"戦う"か"逃げる"かの神経。
つまり戦闘モードの時に起こる状態は全て"交感神経"の働き。

相手をしっかり捉える為「瞳孔が開く」、全身に血流を回すために「心拍・血圧」があがる。大地を踏みしめる為「汗をだす」。
「血管を収縮させ筋肉も緊張させ」パフォーマンスは最大限発揮させようとする!
戦闘時にトイレなど行けないので「消化器官の働きをグッと抑制かける」
とざっくり言うとこんな感じでしょうか?

また、副交感神経の働きはこの逆の作用と思ってください!(手抜きじゃないですよ笑)


ここでのポイントは

消化器官は"副交感神経"が優位になる時に活発に動くと云う事!
ですから、ストレスなどで交感神経の方が過緊張気味になると、お腹の不具合が諸々出やすくなるのですね。


血管の支配はほぼ"交感神経"で支配されていると云う事!
副交感神経が優位になるので「血管拡張」されるというよりは
「交感神経が緩むので」血管が拡張すると考えてみてください。
では副交感神経支配の血管はと言うと...

顔面の皮膚血管や生殖器官が主にそうです。
男性諸君は、緊張すると「役に立たない」経験があるのでは無いでしょうか笑!?
あれは、緊張で交感神経がドーンと高まり、血管が収縮してしまった為、大事な箇所に「十分な血流」が行っていないからです。
何事も焦らず、ゆっくりとがやはり大事ですね!


生命を守る大事な神経!
先述でも言いましたが、心臓を動かしているのはこの"自律神経"。
寝ていても呼吸が出来るのも"自律神経"のおかげ。
暑かったら汗をかいて、逆に寒かったら震えて熱産生をして、体温維持するのも自律神経の働き。
酷暑で汗が止まらなかったり、極寒で震えて話すことも動くこともままならないのは、自律神経が生命維持を"最優先"している証なのです。

季節の変わり目はなぜ要注意なのか!?

これを書いている現在は約25℃です。明日の予報は...15℃!?だそうです。10℃も変化があるのですが、最近ではそう珍しくは無くなって来ました。
気温差が6℃前後あると自律神経バランスが大きく乱れると言われますので10℃あったらそれはもう堪えるのは容易に想像できます。
これとだいたいセットなのが「気圧の変化」。
高気圧は"下降気流"で、低気圧は"上昇気流"。これを身体にあてはめると、イメージ的には外から押さえつける力と、内から外へ出る力の様なもの。
低気圧が来ると、副交感神経が高ぶり過ぎてダルくなったり、重く感じたり気分がウツウツとしたり、アレルギー症状が出やすくなったりと様々な不調が現れるのです。
つまり自律神経のバランスが大きく乱れた結果、身体に様々な不調がでやすくなり、これを天気痛や気象病などと近年は云われるようになりました。
また、この気圧の変化は内耳にも影響を多大に与える為、乗り物に弱い方などは特に注意が必要だと云われます。

そう言えば、昔研修生の頃に先生に「梅雨時の晴れ間は虫垂炎が増える」ときいた事があります。
これも急激な気圧の変化による、自律神経バランスの乱れが原因の免疫システムえの影響なのだそうです。


気温差に負けない身体づくりは!?

まずはやはり運動ではないでしょうか!?このコロナ禍によりリモートワークが増えた昨今、圧倒的に活動量が低下している方を多く見受けられます。
思い出してみましょう!
こんな状況になる前は、皆さん毎日の通勤に加え、運動不足だからとランニングをしたり、ワークアウトをしたりヨガやピラティスなどのクラスに参加されていた方も少なくないでしょう。
それが今では、近所のスーパーまでとか、良くて駅まで歩いて買い物とかになってはいませんか!?
そうでは無くとも、圧倒的な運動不足は皆さん否めないなず(私も含め笑)!?



解決策は!?

理想は毎日30分程の運動と云われます。
しっかりと"交感神経"を優位にする時間も重要なのです!
ランニングでも良いですし、大股で大きく手を振りながらのウォーキングでもラジオ体操でも良いので身体を動かしましょう。
これにより睡眠にも大きく影響してきますので出来る範囲始めてみてください。

あと、私が皆さんに良くお勧めするのが、42℃位のお湯での入浴。
どんより天気で気分もどんよりして居る時には、良い香りの入浴剤などを入れてのんびりと熱めのお湯に浸かる事もお勧めです。
これにより交感神経が高まってくれて、身体がスッキリとしますのでお試しください。
そのあとはゆっくりと睡眠をとる為に、2時間前後はクールダウンする時間を過ごしましょう!
※高血圧や心臓の治療を受けている方、高齢者子供は行わないでください。

あとは正しい食生活や規則正しい生活リズム、スマホの使い過ぎ等に関しては言わずもがなですので省きます。


最後に

現在は、天気痛や気象病に加え「寒暖差疲労」というのが話題になっております。
気温差の激しさにより自律神経バランスが乱れやすくなり、いつもより余分にエネルギーを消費してしまう為、色々な不調が出てくるというもの。
車で例えると、走ったり停まったりを激しく繰り返すので、燃料消費が早いのと同じ状態。
これからの季節は、これにエアコンが加わりさらに自律神経も乱れやすくなりますので、熱中症には勿論注意しながらも、部屋の冷やし過ぎには十分注意して行きましょう。

また、余談ですが夏場のマスクは大変危険です!空調の効いた室内や交通機関以外は適宜外して熱中症予防をしましょう。
コロナ対策で重要なのは、手指の衛生管理は勿論の事、群れない、恐れ過ぎない侮らない、ストレスを為過ぎない!この4つを注意しましょう。

このセリフ、去年の全く同じ事を書いた記憶があります。
と云う事は、なんらまだ解決していないとも言えますね...来年こそは
「今年はようやくマスクを外した夏がきます!」と書ける事を祈り、終わりにします。

:参考資料:
NHK生活情報ブログ
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/800/302563.html

安眠道鍼療院 自律神経コラム
季節の変わり目による体調の変化について
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