HOME > コラム > 自律神経 > ぽっこりお腹と自律神経の関係とは!?

コラム

< ぎっくり腰の原因と対処について  |  一覧へ戻る  |  EDとは何か!? >

ぽっこりお腹と自律神経の関係とは!?

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


一月も中旬となり、皆さん通常通りの生活になっているかと思いますが、
「体重」のお変わりありませんか!?


当院の常連さんも「食べ過ぎた、飲み過ぎた」「確実に太った!」とお話される方が少なく無く、
何を隠そう私もその一人で、今年からまた節制を始めた次第で御座います笑。

そんなこんなで「正月太り」でお悩みの方や普段からのダイエット等でお悩みの方々へ、
今回の鍼職人Kの身体のお話では、それらと「自律神経」の関連について簡単に見ていきましょう。


自律神経とぽっこりお腹
【目次】
・満腹・空腹とは!?
・女性の方が大食漢の訳とは!?
・自律神経の乱れと肥満の関係性について
・やせたい人!!
・ダイエットの味方はゆで卵!?

満腹・空腹とは!

お腹が空いた・お腹がいっぱいってどういうメカニズムなのか考えた事ありますか?
胃の中に物が無ければお腹が空く?胃の中がいっぱいなのが満腹なのでしょうか!?


私たち人間を含む動物は全て生きる為に「食」が必要です。
食べるという事は本能であり「生きる意欲」です。

それらは、脳の視床下部にある
「満腹中枢」と「摂食中枢」が刺激され、“自律神経”の働きにより「血糖」がコントロールされて、満腹や空腹を動物は感じるのです。


正常にこのメカニズムが働いていれば、本来ならば
「食べすぎる」事は無いように思えるのですが・・・


食欲と自律神経

女性の方が大食漢の訳とは!?

私たちの「胃の容量」はどれ位でしょうか!?

実は約1,200ml~1,600ml程だと言われています。
ビールの大瓶が633mlですから、大体ビール二本分の容量と言う事になりますね。
これだけの伸縮があるので、一度に沢山の物を少しの間貯めておくのに都合が良いのです。


この“胃”から、少しずついわゆる「消化」が始まっていくのですが、なんとこの胃にも男性と女性では違うというのです。
欧米人と私たち日本人も食文化の違いから、胃の形は違うと言われておりますが、まさか男女で違いがあるとは驚きですよね?


男性は胃の形が「牛の角」の様な形なのに対し女性は更にそれらを長くした形状をしており、
多く食べられる構造になっているのだと言われます。

という事は、時間をかけたら女性は男性より一杯食べられるという事。思い出してみてください、バイキングなど行くと沢山食べているのは大抵女性ですよね!?
お腹いっぱいになっても少し休憩すればまた復活するのも女性の特徴ではないでしょうか?
(女性の皆さんごめんなさい!汗)


因みに、肝臓は体格に比例しますので男性の方が大きく、また、血流も男性の方が女性より良いと言われ、基本的にアルコールは男性の方が多く飲めるのです(個人差あり)。


またこれも余談ですが、女性は月経中の飲酒には注意が必要です。
ホルモンバランスの関係で悪酔いをしたり、血行が良くなり一時的に経血が増える為、貧血の様な症状になる危険があるのでくれぐれも注意してください。


少々話がずれましたが、満腹になるという事は、
先述の胃の中が満たされ、胃壁が拡張した刺激が脳へ伝わり、自律神経の働きによる血糖のコントロールとも合わせて満腹感を感じるというのが簡単な説明です。

空腹感はこれの「逆」と考えて頂ければ結構です。
自律神経はやはり色んなところで私たち動物の身体を調節してくれているのですね!


自律神経の乱れと肥満の関係性について

自律神経と「太る」関係性というと、最近メディアでも見られる、肥満の約70%がそうだとも言われている「モナリザ症候群」。


誤解されないように説明しますが、
これは皆さんご存知の「絵画のモナリザ」とは無関係なもので、
何かと言いますと「交感神経の働きが少し弱く」なっている状態である。
(Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity)の頭文字を取ったもので、アメリカの肥満研究を行っているジョージ・ブレイ博士が提唱したものです。


この特徴は、暴飲暴食をしていないのに太る事だそうで、簡単に言うと自律神経のバランスが乱れているが故に、満腹中枢と摂食中枢にも影響をきたし、且つ「脂肪燃焼率も悪くなる」と言った事の様です。


現在web上で“ダイエット”と調べるとまずは「自律神経のバランス」を整えようと大抵の記事には出てきますので、
現代社会では「ダイエット=自律神経バランス」という事が常識になりつつあるのかも知れませんね。


また、実は最近良い睡眠を取らなければ「満腹中枢に影響をきたす」と言う報告がありますので、安眠が出来ていなければ、ついつい過食になりがちな生活になり、言わずもがな太りやすい状況へ…


これからの時代は「ダイエットと安眠」は切っても切れない関係になるのではと思うのは私だけでしょうか!?


自律神経と肥満

やせたい人!!

先にお断りしておきます。

『決して楽をしてやせる事は無い!』と言う事を分かってください。
好き勝手食べて飲んで運動もせずに何かに頼ってやせる事など“絶対”にないので、それを期待した方は申し訳ございません。


やせるという事は「摂取と消費」のバランス。
もっと分かりやすい例に例えると「収入と支出」のバランス。
エネルギーは使わなければ余ってしまいます。


という事は、「消費」か「貯蓄」かでエネルギーの量を調節しなければいけません。
お金ならばこんなに嬉しい事はないですが、「脂肪」となると残念ながらそうは行きません。


もちろん脂肪も重要な栄養素ですから必要なのですが、過剰になるとこれがまた厄介なもので、
過剰な“燃料”は「消費=燃焼」しなければなりません。


つまり、“健康的にやせる”為には適度な運動は必ず必要なものなのです。


何かを塗ったり、サプリを飲んだり、機械をあてるなどをしてもやせる事はありません。
特に海外のサプリメントは注意しましょう。
内臓障害で、最悪命を落とした例もあるので…。


自律神経と運動

ダイエットの味方はゆで卵!?

最後に、私の経験をもとに食生活などをお話します。
少しでもご参考になれば幸いです。


私がやるのはよく言われる「糖質制限」。
ご存知の通り、炭水化物を減らして、野菜や肉、卵、乳製品(発酵食品)を主に摂っていました。
お米は玄米ご飯をお昼にお茶碗1杯ほど。確かに常に食べ盛りの私には当然足りません。


その空腹感を満たすのに役立ったのは「ゆで卵!」


ゆで卵って、コレステロールが!?と思った皆さん


その昔、卵はコレステロールを上げる食品として一日二つくらいまでと言われていたのですが、
2015年以降厚労省により制限が解除されました。


私の場合は一日に結構の数を毎日食べながら採血検査をしていましたが、
コレステロール値はいたって優等生でしたので、個人差はあるでしょうが、
昔ほど神経質にならなくても大丈夫ではないかと思います(あくまでも食のバランスが最重要です!)。


理想的に「やせる」事は「バランスよく」“健康的”にやせる事です。


男性も女性も「出るところが出ていて」「引き締まるところは締まる」体形を手に入れたければ、
自律神経のバランスを始め、きちんと自分で努力しなければ手に入る事は出来ませんので、皆さん一緒に頑張りましょう。

私がそのお手伝いをさせて頂きます!


自律神経と健康

参考資料:やさしい自律神経生理学 中外医学社
     図解 男と女の解剖学 ベクトル・コア
     おもしろくて眠れなくなる人体 PHP
※食事はバランスが最重要です。自己流の無理なダイエット絶対に禁物です!

カテゴリ:

< ぎっくり腰の原因と対処について  |  一覧へ戻る  |  EDとは何か!? >

同じカテゴリの記事

最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じたら

突然ですが皆さん、今現在「健康」ですか!?
こう聞かれて、「ハイ!健康です!」と
即答できる方って現代社会においてどれ位いらっしゃるでしょうか。

「病気でもなく虚弱なわけでもなく、心身共に社会的にも満たされた状態」であると
ほとんどの方が思っていれているでしょうか!?

実はこれ、前に当院コラムでもご紹介しましたが、
WHO(World Health Organization )世界保健機関が提唱している
「健康の定義」なのです。

これが健康だとすると!?

少なくとも我が日本では、もしかしたら極ごく僅かかも知れませんね!?
本コラムは最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じている人向けとなっております。


最近疲れやすい【目次】
現代の職場環境について
健康に向けて出来る事から始めよう
最重要課題は自律神経バランス!
自律神経を整えてしっかりと睡眠を!
女子必見!なぜ足は浮腫むのか!?
最後に

最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じたらの続きを読む

自律神経と鍼灸治療について

朝晩の本格的な冷え込みが厳しくなってまいりました。
しかしまだ昼間は上着なしでも出掛けられ、
室内に入るとまだ汗ばむ日もあります。

そして、また帰宅時はすっかり冷え込み、
思わず寒いッと「ぶるッ」と身体を震わせ、
家路につく方も少なくないでしょう。

さて、今回の鍼職人Kの身体の話は
当院専門の自律神経と鍼治療の関係についてです。

では簡単にみていきましょう。

自律神経と鍼灸院について

【目次】
・鍼灸と自律神経
・鍼で整える自律神経
・自分で出来る自律神経の調整
・最後に
・余談

自律神経と鍼灸治療についての続きを読む

冷え性対策について

《今年の冬を乗り切るために!》

プロ野球日本シリーズも終わり、ふたを開けてみれば今年もホークスの圧勝。
これが終わるといよいよ冬へ突入といった感じがある今日この頃ですが、
皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

一昨年の11月には、54年ぶりだという初雪が降りましたが、
今年は鹿児島の気温よりも札幌の気温の方が高いなどとうこれまた異常な日もありますが、
やはり、朝夕ではかなり冷え込む様にはなって来ました。

ですので皆さん、今のうちから冷えに負けない身体を一緒に作っていきましょう!

 
自律神経と冷え性の対策について

【目次】
・実は多い!冷えを感じている人
・なぜ身体は冷えるのか!?
・温活の必要性について
・最後に

冷え性対策についての続きを読む

頭痛と自律神経の関係について

「頭が痛くなる…」そういえば頭が痛い、
頭痛ってどこが原因で痛くなるものなのか考えた事ってありますか?

今回の鍼職人Kの身体のお話は、頭痛と自律神経の関係についてです。

頭痛と自律神経の関係
【目次】
・脳は痛みを感じない!?
・頭痛の種類
・自律神経失調症からの頭痛
・最後に


頭痛と自律神経の関係についての続きを読む

生理痛(月経痛)・PMSのお悩みの人へ

皆さんこんにちは。頻繁の台風到来で気圧の乱高下が激しい昨今ですが、体調は如何ですか?
生前、免疫学の世界的権威の安保徹先生が「梅雨時の晴れ間は虫垂炎(盲腸)が増える」
なぜなら、気圧の乱高下で自律神経のバランスが大きく乱れ、
感染しやすくなるのだとお話されていました。

簡単にお話しますと、台風が近づき天候も悪く気圧も低い。
いわゆる「副交感神経優位」の状態がしばらく続き、
台風が去った後の台風一過で一気に気圧が上がり、
今度は「交感神経」が一気に高まり、副交感神経が低下…

つまり、自律神経が対応しきれなくなるようなイメージですね。
と同時に免疫で大切な「リンパ球」も減少しやすくなる為に、
先述の感染症が起きやすくなると言われているのです。

なぜ冒頭でこのようなお話をしたかと言いますと、私のクライアントさんで、
何と同時期にお二人も急性虫垂炎になった方がおり、その話を思い出したのです。

お二人とも女性。共通点は“前触れなしに来た”そしてその内のお一人は「出産よりきつかった」とお話しておりました。考えるだけでも我々男は様々な箇所が縮み上がる思いですね。

さて、前説はこれくらいにしておいて、今回の簡単な身体のお話の本題は、
生理痛(月経痛)・PMSについてみていきましょう。



自律神経と生理痛、PMSについて 【関連コラム】月経痛(生理痛)・PMSと自律神経の関係について


【目次】
・生理痛(月経痛)とは何か!?
・PMSとは何か!?
・生理(月経)中だからこそ鍼灸治療を!!
・セルフケアとして温活をしよう!

生理痛(月経痛)・PMSのお悩みの人への続きを読む