HOME > コラム > 自律神経 > 朝から身体が疲れている!と感じる人へ|自律神経の乱れ!?

コラム

< 最近、疲れやすい、疲れがとれにくいと感じている人へ  |  一覧へ戻る  |  最近やる気が出ない。これって五月病!? >

朝から身体が疲れている!と感じる人へ|自律神経の乱れ!?

皆さんこんにちは。
今回の鍼職人Kの誰でもわかる身体の話は、睡眠についてです。
新年度や新学期が始まり、気温も暖かくなりつつある今日この頃ですが、
皆さんしっかりと睡眠をとっていますか!?

先日、初診でいらした方が「寝て起きたら身体が疲れているのです…」
え??と思われるかも知れませんが、
実はこの様に感じる方は、結構いらっしゃいます。

ご本人としては、気を付けて早い時間に寝ているので睡眠も問題ないはずなのに、
朝起きたら疲れているのはなんで??

それは「朝起きて疲れている」というのは「疲れが抜けていない」という事です。
実は眠りが浅くしっかりと眠れておらず「安眠」がとれていないという事なのです。
そのような方々にお話を聞くと、
大抵の方は「運動不足」と「日光をしっかりと浴びていない」生活という傾向があります。

しかし、最大の原因はスマホとパソコンではないでしょうか?

現代社会において、パソコンやスマホは無くてはならない物となり、
このコラムをご覧の方々もパソコン・スマホなしでは仕事が出来ない方ばかりだと思いますし、
鍼職人の私ですら現にこれをパソコンで書いているのが現状です。

ですから、日常生活において出来る事からマイナスを補う様な事を始めるのはどうでしょう!


朝から身体が疲れている


【朝から身体が疲れている!と感じる人へ|自律神経の乱れ!?】


【目次】
・24h液晶漬け!?
・電車のスマホは25kg!
・今日から出来る安眠法
・身体ではなく"脳"を休める
・おわりに...

24h液晶漬け!?

普段電車に乗らない私は、たまに利用する時にいつも驚くのですが、
乗客の殆ど(約90%)の人がスマホをのぞいています。いや、95%以上と言っても良いかも知れません。

そこから一日の生活を想像すると、
通勤時間スマホ → 勤務時間PC → お昼休みスマホ → 勤務時間PC → 帰宅電車スマホ → 自宅スマホまたはPC。
生活時間の殆どが液晶画面「ブルーライト」を浴びているのです。

ブルーライトは太陽や蛍光灯にも含まれておりますが、それよりもLEDつまりPCやスマホ画面に多く使用されているといわれておりますので、眼の疲れはもちろん脳も常に覚醒状態になってしまいます。

2mからブルーライトを浴びると、20~30cmから浴びるのとでは役100倍近くの差があるといわれますので、
スマホをながめている時はどれだけたくさんのブルーライトを浴び、脳がガンガン覚醒するかがお分かりでしょう。
極端に言えば、太陽光にも含まれている為、人間の脳はブルーライトにより「日中」だと錯覚してしまう可能性がでるのです。


スマホ脳の覚醒

電車のスマホは25kg!

電車でのスマホは眼の疲れなどだけでなく、首や肩にも相当の負荷がかかります。
頭の重さを便宜上5kg(ボーリング玉ほど)としますと、
首の角度を15°傾けると役12kg、30°で約18kg、45°で約22kg、で、
なんと首を60°前に傾けると約25kgの負荷が首と肩に圧し掛かるのです。

25kgは、米袋二つ半、トレーニングをやる方でしたらお分かりですが、25kgのダンベルと言えば結構の重さですよね!?
これが首や肩にかかっているとなると恐ろしく思えてこないでしょうか…

MMD研究所の調べでは、自分がスマホ依存であると自覚があると答えた人は全体の約71.4%にもなり、
今では若い世代で増えている眼精疲労や肩こり、頭痛はこのスマホが原因なのは言うまでもありません。

スマホ肩こり

今日から出来る安眠法

まずは、出来る事から始めましょう。通勤のスマホを文庫本に変えたり、少し早起きをして朝日を浴びながら駅まで遠回りをして歩いたり、階段で足腰の運動を取り入れ、お昼ご飯を食べた後には少し散歩をしたりと、身近な事でも簡単に出来る事は見つかります。

あとは、帰宅したら極力スマホを触らない習慣をつけましょう。
スマホをいじるクセがあるならば、いじらなくなるクセも必ずつきます。
重要なのは「習慣化」です。

そして、眠る時には肌触りの良い軽い素材を見に着けて寝る事もポイントです。
ごわごわしたスエットなどよりパジャマなどの方が眠りやすいといわれています。

これは、寝ている時に人は寝返りを打ちますから、軽い素材の方が覚醒しなくて済むのです。
(寝返りは血行を良くする為に行っている)

そして、出来るだけ湯船につかってください。
心身のリラックスにはやはりこの入浴行為は欠かすことのできないもの、ポイントは交感神経を高ぶらせない様に40℃を下回る湯温で入る事です。

これは私が実験して見たものなのですが、どなたも一度は夜中や朝方眼が覚めると思います。
睡眠にはご存知、レム睡眠とノンレム睡眠とのサイクルがありますから、
途中で一度位眼が覚める事自体問題がある事ではないのですが、その際皆さん「何時だろう」と時計を見ませんか?

これを、スマホで見るのか昔ながらの置き型の時計で見るのかでも違って来るように思いました。
スマホで見る時よりも置き型の時計で確かめた時の方が、またスムーズの眠りについた様に感じました。
これも、簡単に出来る安眠を確保出来る工夫でしょうか笑。

眠りやすくする方法

身体ではなく“脳”を休める

私たち人間の様に大脳が発達した動物には、睡眠が必ず必要です。
精密機器である脳をしっかり休めるためです。
レム睡眠時に記憶などの整理をして、ノンレム睡眠時にしっかりと脳を休めるから、覚醒時に冷静な判断ができ、最大限のパフォーマンスを発揮出来るのです。

ずっと寝ていない状態だと正常な判断が出来なくなり、間違いを犯しやすくなるのは、脳がオーバーヒートを起こした結果なのです。

余談ですが、イルカやクジラは水中で寝ていてどうして溺れないのかと思った事はありませんか?
これ、左脳と右脳を交互に休ませる事で動けているのだそうです。渡り鳥なども同じだという事です。良く出来ていますね!

睡眠

最後に

年度末から新年度へ、そしてゴールデンウイークももう目前。
しかし、新しい環境で知らず知らずのうちに受けているストレス。
そして、連休により一気に緊張が解けるこの時期。益してや今年は寒暖の差が激しく、これが自律神経のバランスを乱す事に拍車をかけ、連休明けは更に体調を崩す人が増えると思われます。

しっかりと自分に合ったケアを見つけ、ボチボチ乗り切って行きましょう。
一説には人間はチンパンジー(約9h)より睡眠時間が短いらしいですから、せめてチンパンジーには負けない質の良い睡眠「安眠」をとりましょう笑。

安眠
:参考資料 
武田薬報Web
好きになる睡眠医学 講談社サイエンティフィク

カテゴリ:

< 最近、疲れやすい、疲れがとれにくいと感じている人へ  |  一覧へ戻る  |  最近やる気が出ない。これって五月病!? >

同じカテゴリの記事

ぽっこりお腹と自律神経の関係とは!?

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


一月も中旬となり、皆さん通常通りの生活になっているかと思いますが、
「体重」のお変わりありませんか!?


当院の常連さんも「食べ過ぎた、飲み過ぎた」「確実に太った!」とお話される方が少なく無く、
何を隠そう私もその一人で、今年からまた節制を始めた次第で御座います笑。

そんなこんなで「正月太り」でお悩みの方や普段からのダイエット等でお悩みの方々へ、
今回の鍼職人Kの身体のお話では、それらと「自律神経」の関連について簡単に見ていきましょう。


自律神経とぽっこりお腹
【目次】
・満腹・空腹とは!?
・女性の方が大食漢の訳とは!?
・自律神経の乱れと肥満の関係性について
・やせたい人!!
・ダイエットの味方はゆで卵!?

ぽっこりお腹と自律神経の関係とは!?の続きを読む

最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じたら

突然ですが皆さん、今現在「健康」ですか!?
こう聞かれて、「ハイ!健康です!」と
即答できる方って現代社会においてどれ位いらっしゃるでしょうか。

「病気でもなく虚弱なわけでもなく、心身共に社会的にも満たされた状態」であると
ほとんどの方が思っていれているでしょうか!?

実はこれ、前に当院コラムでもご紹介しましたが、
WHO(World Health Organization )世界保健機関が提唱している
「健康の定義」なのです。

これが健康だとすると!?

少なくとも我が日本では、もしかしたら極ごく僅かかも知れませんね!?
本コラムは最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じている人向けとなっております。


最近疲れやすい【目次】
現代の職場環境について
健康に向けて出来る事から始めよう
最重要課題は自律神経バランス!
自律神経を整えてしっかりと睡眠を!
女子必見!なぜ足は浮腫むのか!?
最後に

最近、疲れやすく、疲れが抜けにくいと感じたらの続きを読む

自律神経と鍼灸治療について

朝晩の本格的な冷え込みが厳しくなってまいりました。
しかしまだ昼間は上着なしでも出掛けられ、
室内に入るとまだ汗ばむ日もあります。

そして、また帰宅時はすっかり冷え込み、
思わず寒いッと「ぶるッ」と身体を震わせ、
家路につく方も少なくないでしょう。

さて、今回の鍼職人Kの身体の話は
当院専門の自律神経と鍼治療の関係についてです。

では簡単にみていきましょう。

自律神経と鍼灸院について

【目次】
・鍼灸と自律神経
・鍼で整える自律神経
・自分で出来る自律神経の調整
・最後に
・余談

自律神経と鍼灸治療についての続きを読む

冷え性対策について

《今年の冬を乗り切るために!》

プロ野球日本シリーズも終わり、ふたを開けてみれば今年もホークスの圧勝。
これが終わるといよいよ冬へ突入といった感じがある今日この頃ですが、
皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

一昨年の11月には、54年ぶりだという初雪が降りましたが、
今年は鹿児島の気温よりも札幌の気温の方が高いなどとうこれまた異常な日もありますが、
やはり、朝夕ではかなり冷え込む様にはなって来ました。

ですので皆さん、今のうちから冷えに負けない身体を一緒に作っていきましょう!

 
自律神経と冷え性の対策について

【目次】
・実は多い!冷えを感じている人
・なぜ身体は冷えるのか!?
・温活の必要性について
・最後に

冷え性対策についての続きを読む

頭痛と自律神経の関係について

「頭が痛くなる…」そういえば頭が痛い、
頭痛ってどこが原因で痛くなるものなのか考えた事ってありますか?

今回の鍼職人Kの身体のお話は、頭痛と自律神経の関係についてです。

頭痛と自律神経の関係
【目次】
・脳は痛みを感じない!?
・頭痛の種類
・自律神経失調症からの頭痛
・最後に


頭痛と自律神経の関係についての続きを読む