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自律神経と自殺について【番外編】

こんにちは鍼職人Kです。
なんだか冒頭から物騒なテーマとなりましたが、
今回はいつもと違った視点から見てみようと思います。


殺害 なぜこの様なテーマにしようと思ったかと言いますと、
平成29年10月、神奈川県座間市にて男女9人が殺害解体されると云う、
最近では稀でとてつもないショッキングな事件がありました。

その犯人逮捕のきっかけとなったのが、
なんと「自殺仲間」を探していたSNSから発覚したと云うのを知り、
なぜこの様に「自殺」を願望し、そして最悪実行してしまうのか?
と改めて切実に思った事からでした。


【目次】
・自殺の実態
・人身事故が止まらない
・油断大敵

自殺の実態

警視庁の発表によると、2016年の自殺者の数は21,764人です。
(男性が15,017人、女性が6,747人)※速報値
平成23年の30,651人から30,000人を切り、減少傾向ではありますが、未だかなりの人数が自ら命を絶っている事に驚き、そしてとても悲しく思います。中でもやはり断トツ1位が東京で、去年も約2,000人以上の方が都内で自ら命を絶っていると報告されております。

東京の自殺者数
なぜでしょうか・・・?
なぜ“死”を選択してしまうのでしょうか・・・?

そして、なぜ先述のように「一緒に死んでくれる仲間募集」などとおかしな悲しい事が起きているのでしょうか!?

ひとつ、申しておきますが「絶対自殺などしてはいけません!」
自ら命を絶っては絶対にいけません。
なぜか?それは「いけないものはいけないのです」「ダメなものはダメ!」ただそれだけです。これに関しては理屈など要りません。


そしてもう一つ加えるならば「自殺しても決して“楽”にはならないと云う事」と私は確信しております。理由は後述致します。

人身事故が止まらない・・

私は、診療中以外は話題作りに常にラジオを聞いているのですが、毎日毎日耳に入る「人身事故」と云う言葉。
と、云う事は多くの確率で毎日誰かが亡くなっている事であり、多くの確率で自殺を実行してしまっている人が毎日いると云う事になります。
また、私のところは中央線沿線なのですが、この路線は前からとても人身事故が多い路線だと云われており、実は私も3年ほど前にとある駅で人身事故に遭遇致しました。
その時、私は敷地外にいたのですが、激しい警笛と急停車の音にホームに眼をやると、不自然に停車している列車。そしてそのあとすぐに入る、人身事故発生のアナウンス。

それから何よりも・・・
「ワー」でも「きゃー」でもなく、静かにただ淡々と進む事故処理。人が多い時間では無かったにしろ、むしろいつ動くか分からない電車にいらつき、事故にあった人がいるなんて事を考えもせずにスマホをいじる。

まるで日常の出来事かのように本当に淡々と進んでいく光景を見つめていて、「またか…」とつぶやく自分自身に、ふと我に返りゾッとした事を覚えております。

電車などに飛び込む心理としては
「ここで一歩前に出れば…もう…あの会社や学校に行かなくてもいい」と思いが浮かぶのだそうです。

こうなっていると云う事自体、心身共に緊急事態であり、あえて自律神経のバランスなどで説明するならば、もちろん整っている筈もなく、大きく乱れ、「自律神経の副交感神経が過剰優位」の無気力状態、うつ状態で正しい判断はできなくなってしまっている状態なのです。
この、正常な判断ができなくなる前に手を打たなければいけません。


人身事故

油断大敵!!

あなたの「ひとに迷惑掛かるから休めない」「あの人も頑張っているから自分も…」「まだ大丈夫」などと考えるのは、
きちんと休日があり、自分の好きな趣味をやる時間があって、家族と過ごす時間もあるのであれば、その範囲で是非とも頑張って頂きたい、応援いたします!

しかし逆に・・
  • 最近休みがない…。
  • あっても寝ているだけで一日が終わってしまう。
  • 何だか近頃好きだった趣味に興味がわかなくなっている。
  • 家族と過ごす時間も無くなってきている・・・
これらの一つでも当てはまっている方は、いらっしゃるのではないでしょうか・・・!?
(つづく)


参考資料:厚生労働省自殺対策推進室 
┗あさ出版「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

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